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マロンとの七転八起?
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去年の今頃はまだ仮想や現実や再現モノの区別がつかなかったマロンですが、

今年に入ってからはようやくそれも十分にわかるようになったようです。



そのきっかけは教育テレビの再放送にあるようです。

再放送を見るうちに、生じゃないんだとか、繰り返しテレビ局で同じものを流しているんだとかいうことが次第にわかってきたようです。



家でもこれまでビデオを見せる時にはビデオだと説明してきたのですが、

テレビに流れる映像は、全て生で、ビデオ映像?で

つまり、テレビ映像=ビデオ=全て生映像??という不思議な理解から

抜けられなかったようでした。

今がマロンにとってのそうした時期であったのか、

教育テレビはそれほどのインパクトがあったのかは定かではないですが、

一緒に絵を書いていたりすると

少し前までは信じられない映像もぜ~んぶ<事実>だと思っていたマロンに

<そんな景色なんて本当にはないよ>と指摘されます。



「イメージだよ、イメージ♪」

というと納得はしてくれますが、妙にすっぱりと夢から抜け出たようなマロンに

若干の戸惑いを覚えます。
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【2007/02/28 19:09】 | その他
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マロンはよく食べるようになりました。

体重は増えてはいきませんが、食べることに関してはもう何の懸念もありません。

食べ方も幼稚園の頃を思わせるようなチャレンジ的な食べ方をしています。



小学校に入ってからは給食はがんばるけれど、家での食事量と食べるメニューは減りました。

2年生になってからは、話を聞く限りですが、給食も減り気味になったようでした。



小・中学生のいるお母さんの立場を考えていただければおわかりでしょうが、給食というものが(あるわけの)無いホームスクールでは三食の献立が負担になるケースもある?らしいです。

マロンの<出されたものは取りあえず何でも食べてみよう♪>という変化(回帰?)

のせいか、夏・冬休みにはひねり出すようにしていた献立ですが、今年に入ってからはそれをひねり出すのに困るということは無くなりました。





以前、学校に行けなくなった理由を話したのに続き、

今日は幼稚園のちょっとびっくりした思い出を話してくれました。

それは、使う人がいなくなったので

ようやく遊べると思って大きなブロック積み木を出し始めたら

バタコ先生にお片づけの時間だと叱られたという話でした。

マロンにはその頃、すでにアナログの時計は読めましたが、年齢的なこともあって時間的な感覚というものはありませんでした。(もっとも、今もとても薄いです。)



マ:「あの時さぁ、スッゴクびっくりして、ドキドキしたんだ。」

私:「あ~、どうしよう!って思ったんでしょ。いっぱい待って、ようやく遊べるって思った

   のに、悔しかったね。」

マ:「ボク、ダメな子だって思った。」

私:「お片付けの時間だってわかって、いけないことしちゃったな~って思ったんだね。

   でも、マロンはお片付けの時間だってわからなかったんでしょ。」

マ:「でも、(バタコ先生は自分のことを)いけない子だって思ったと思う。」

私:「バタコ先生はマロンは時間のこと、わからなかったのかもしれないって思ったと思

   うよ。」

マ:「そ~かな~。」

私:「バタコ先生はそういう先生だったよ。マロンのことちゃんと考えててくれてたよ。」

マ:「そっか~。」



以前に経験した、悲しかったこと、困ったこと、悔しかったことがポツポツとマロンの口から出てきています。

その時々で私がつかみきれていなかった部分や通訳しきれていなかった部分の全てではありませんが、そのままであれば負になるだろう記憶の多少を完全な負ではないものにできるかもしれない現状にあるようです。

ホームスクールをしていなければ、このような状況を得られることも無かったでしょう。



私の非力さを痛感するとともに、おそらくはそのことでいろいろな負担を負わせてしまっただろう校長先生や教頭先生にはホームスクールに入ることを快諾してくださったことを感謝しています。

【2007/02/26 11:31】 | その他
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マ:「お母さん、テストの点数悪くても怒んないね。お母さん、普通じゃない!」

私:「(コケッ…)普通のお母さんって、テストの点悪いと怒るの?(^^A;)」

マ:「そうだよ!勉強できないと怒るんだよ!知らないの!?」



最近、姉のマリンの期末テストが終わったのですが、目標点に届かなかったのに彼女に何も言わなかった私をマロンはフツ~じゃないと感じたようです。

一体、どこから<普通の母親像>を手に入れたのか不思議ではありましたが、

されはさておき、私なりの考えを話しました。



がんばっても勉強できない人はいるし、得意、不得意だってあるし、

叱ればできるようになるってモンでもない。

それよりは、どこがわかっていない箇所をもう一度がんばれるように応援するとか、

必要ならわかるように力をかすほうがよいと思っている。

読み・書き・計算ができた方が生活には便利だから、できればわかるようになったほうが本人にとって楽だとは思う。

でも、それ以上の勉強は、がんばることは大事だけれど、

それよりももっと大事なことがあるって思ってる。

たとえば、親切にしてもらったら<ありがとう>って言えること。

間違って、いけないことをしたら<ごめんなさい>って言えること。

いけないことはいけないこととしても、だからといって人を恨んだり、憎んだりしないこと。



(つまり、私にとっては良い生き方をすることが心地よく感じられるとか、人からの親切を嬉しい、ありがたいと感じたり、自然な心の発露として他人を思いやることができるように、子どもたちを育むということですが…)



「ふ~ん。」

といったマロンはそれ以上は<変わってる>を言いませんでしたが

いわゆる<学校の勉強>を私はかなり軽く考えていると思ったかもしれません。

人としてよりよく生きることとか、生活の中での智慧とかを私は

アカデミックスキルよりは上位においているというだけのことなのですが。



私が(一応健常枠内ではあるとは思う)普通じゃないのは十分承知しているけれど、

フツ~じゃない息子に、こうもスッパリ<普通じゃない!>といわれると、

相当フツ~じゃないのだと威張りたくもなってきます。(笑)

【2007/02/23 11:24】 | その他
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マロンとの昼食タイムはすごく面白い時間です。

今日は浦島太郎のあらすじをマロンが話してくれました。



竜宮城での3日が現世の300年だった話から

「昔の人って、みんな死んじゃうんだよね~。」

とマロンが言うので

「人はせいぜい生きて80~90歳までしか生きられないからね~。

300年生きてる人はいないから、浦島太郎が浜辺に戻ったときは

誰も知らないし、見たこともない風景になってたかもね。」

と話をしました。



そこから<300年後の世界>の話を二人で延々としました。

私もマロンも友達もみ~んな死んでいるとか、

宇宙旅行は当たり前になっているかもしれないとか、

国境が無くなって、国旗も<地球連邦>(?)の旗だけになっているかもとか

温暖化が進んで陸:海は3:7→2:8くらいに変わってるのかも、

いや、海の蒸発までどんどん進んで、海が吸収していた二酸化炭素が放出されて

温暖化は激化して、地球を捨ててスペースコロニーで生活するようになってるかも

(どれもこれもあまり明るくないなぁ)

なんて話をしました。



マロンが興味を持ったのは<国旗>、<国境>。

マロンの中では世界地図は<変わるものだ>という認識はありません。

それがどんどん変わるし、マロンが生まれた後にも変わっているものだと知って

びっくりしている様子でした。



戦争や政変は陸地の形は変えなくても、地図上彩られている色やその範囲を変えることまではわからなくても、外国への入国にはビザが必要で、それなくしては

最悪殺されても仕方ないという話はわかったようでした。

そのきっかけは<ビザ>という言葉でした。

「ビザってさぁ、杉原千畝が出したアレでしょう?」

マロンは以前、教育テレビで見た<杉原千畝>が発給したビザの話と

日本大使館前でビザの発給を待つユダヤ人の映像を思い出したようでした。



「戦争が無かったら、選民思想というものが無かったら、人がお互いを大切にし合えたなら、杉原千畝もユダヤの人たちも、あんなことにならなくて済んだのにね。」

という言葉をどこまでわかってくれたのかはともかく、マロンは同意してくれていました。



マロンの中に蓄えられた知識が少しずつ、相互リンクし始めている気がします。

それはマロンに障害を疑い始めた頃、マッチングで数百の単語を覚えさせ始めて、

1年あまりが経った頃、マロンのカタコトが流暢になり始め、うまく応答はできないし、内容的に限定されてはいますが、自分の言いたいこととカタコトがリンクしはじめたあの時と同種の感動を覚えるものです。

【2007/02/22 13:15】 | その他
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マロンが強い興味をもっているのが実験。

化学系もそうですが、物理系には異常な(?)興味を示します。

ゲームや新しい知識を消化する時によりハッキリとしますが、マロンは(ルールや法則性がわからない状態で)ものごとが混沌と見えるはずの状況を繰り返し見つつ、

できるものは何度も自分で試行錯誤しながら、そこに存在するルールや法則性を見つけることがとても得意なようです。

持って生まれたのだろうこのセンスがマロンをして<物理実験好き>にさせているのだろうと思います。



そしてこのセンスは地学の一部分にも影響しているようです。

マロンは実験だけではなく、<世界の天気情報>にもはまっています。

ひと月前頃からでしょうか。テレビゲームのお天気情報で各国の天気をチェックするのがマロンの日課のひとつになっています。

そして、昨日あたりから言い出したのが

「今日は(日本)全体的に雨なんだよ。面白いよね~。」

とか

「南極は天気の良くない日が増えてきたよ!どうして?」

「(日本は晴れマークなのに)ケープタウンは月(晴れの夜のマーク)だよ!どうして!!」

ということでした。

この日がようやく来た~♪ということでYAHOOで日本の天気図を出して

今までテレビでも見た熱いものは上、冷たいものは下という法則を伝えながら、低気圧、高気圧、上昇気流、天気の話をかなり簡単に話しました。

それともう一度、北半球と南半球の季節について。地球の自転と朝と夜について。



解説を聞きながら

「え~!!え~っ!!そんな仕組みなの!!」

と繰り返していたマロンですが、おそらくはそれほど理解はできてはいないでしょうし、これらを頭の中で映像として操作して理解するにはまだまだなが~い積み重ねが必要なのは承知していますが、マロンが世界を理解していくステップになるはずのこのような時間ほど私にとって楽しい時間はありません。



一体、誰のためのホームスクールかといわれれば<私のためのものでもあります!>とは自信を持っていえます。

【2007/02/21 10:55】 | その他
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月曜の午後にはあまりない、卓球マシンの使える日だったので、

訪れる人も違う層かなと思って体育館に行ってきました。

(ホントに今週も平日は出かけない日はありません。

HSという形態はそこそこの家庭で違うけれど、

マコロン家の場合はすさまじく忙しくなっています。)



さて、集まってこられる方々は…というと、やはり違ってましたが(ただし年齢層は同じくかなり高いです)集中の度合いというのか、打ち合うボールの威力というのか

違ってました。

ただ、それにもかかわらず、初めての私たちにもずいぶんフレンドリーなおじ様たち&おば様たちで、マロンにも

「こんにちは~。」

と声をかけてくださる方もいました。



ただ練習室全体は異様な気迫に満たされて、マロンはややひきつってはいたのですが、周りの人にボールを拾ってもらって、

「アリガトーゴザイマス」

を連発しては微笑んでもらったり、指導員さんに

「来られましたね~。」

と迎えてもらって、徐々に場には慣れ始めました。



開場された時からとても混んでいたのですが、マロンがなじみ始めた頃からはさらに混み始めて、卓球台はペアの数よりもずっと少なくなり、(当たり前の光景ではありますが)一台を2組でクロスで使わなければならなくて、私たちヘッポコペアの隣にも上手なおじ様・おば様ペアが来られました。



ボールを追う子猫さながらのハイテンション状態になっていたマロンは

何とかその場から逃げずにはいられましたが、フリーズ状態。

「マロン、ボール打って!」

と繰り返し言うと、意を決してボールを打ちました。

それからは順調で、隣のペアのボールがマロンの首に当たって、おじさんには

「狙われたな~。ごめんな~。」

といわれ、自分の打ったボールは別のおじさんのおでこにヒットして

「あ~、スミマセンです~。」

と謝りながらもニコニコしてすごしていました。



彼にとっては1台の卓球台を4人で使うのは初めてで、半面にすさまじい勢いのボールが飛んでくるなんて、想像だにできなかったマロンが完全解凍するのは難しいようでしたが、それでも打ち始めて数分たつと十分にコントロールされたボールをずいぶんと楽しそうに打っていました。

(マロンの自我境界の薄さはこんな時にはよく働いているように思えます。

周囲が集中してよい方向に向かう時には、意識の上では自分もレッキとしたその一員になっているようで、練習内容も一時的にグレードアップできます。)



今日からはラケットをマロンの持ちやすい細めのグリップのものにして、ラバーもコントロール重視&攻撃重視のものに変えてみたので、最初はなかなか返球できませんでしたが、打ち始めて20分を過ぎたあたりから、ようやくコートにボールが入るようになって来ました。

卓球マシンも前回から見れば、コートには入る玉数も増えて指導員さんに

「すごいね~。」

といわれて照れていました。



全くの異年齢の世界という、マロンのこれまでの生活の中にはなかった世界はちょっとずつ広がりを見せ始めています。

こんな経路であっても、社会性を育むには役に立つだろうし、

逆にこの子たちには、よい道筋ではないかとも感じます。



そして、何でもかんでも慣れるというのはできないだろうけれど、ある程度計算されて配置された小さなステップを繰り返し踏めば、できるようになることも少なくはないのだと思っています。

【2007/02/19 14:55】 | その他
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あっ!と思ったのはマロンの

「シ~ッ!!」(静かに!!)

という仕草と表情でした。



2年前まではこの仕草の意味はマロンはわからなかったし、(解説はしたのですが)

もちろん、この仕草を使うこともありませんでした。

何度か、この仕草は見たことはみたことはありますが、全く彼のものになっていない感じがしました。

今日のは<ちょっと~、静かにしてよ~!!

というのがアリアリで、マロンの心の底からの思いがその形となって出てしまったというような、明確な意図のような思いの力のようなものを感じました。



先週あたりからはどことなく、それまで居た何かフワフワした世界のようなものから

抜け出てきたようにも感じられるマロンです。

非常に落ち着いていると同時にさまざまな変化のある環境にいるせいなのか、

新しい人との出会いがそうさせたのか、

そういう年齢でもあるのかは定かではありません。



でも、ずいぶんとハッキリ、イエス、ノーを言い、

自分の気持ちや望みをつたないながらもわかりやすい言葉で語り始め

その箇所の不適当さはあるにせよ、がんばることも無理しないことも試みているし、

言葉としては書きませんでしたがこの日にあったような、過去の嫌なことに決着がついたのかもしれないと思えるような言動も聞かれています。



この時期の大きなステップを越える時に差し掛かり始めたのかもしれないと思えるマロンの様子ですが、ここをしっかり越えれば、私も進める方向性をもっと実生活レベルで具現化することになります。



気持ちが十分に出すことができれば、そこからが本当のコントロールへのステップ。

HSという面でも、もっと彼らしい時間を作るための協力ができます。

過去に一定のケリがつけられれば、長い、長い時間をかけて、客観的な立場で相手の立場や状況を理解できることにつながるかもしれませんし、

遠い将来、苦しい、嫌な記憶が多少和らいだものに変わるかもしれません。

そのことは信じられる人の力をかりて、苦しいことや困難から学ぶとか、

最後には理性を取り戻すいう体験になるはずです。

それは健常者でもひどく難しいことではあるし、それをASD児にさせるのは残酷だと非難される方もいるでしょうが、マロンはそれが可能ではないかと私は思っています。

もちろん、十数年の時をかけて試みることです。

(ほかのASD児者には決してすすめませんし、マロンにも特別な関係ができていない人とはこれをさせません。)



錯覚かもしれませんが、とても長い道のりへの出発を迎えようとしている気がします。

マロンの中で何かが変わり、動き始めているのを感じます。

【2007/02/18 20:49】 | その他
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毎週の結晶の実験がようやく過ぎ去ったと思ったら、やはり次のブームがきました。

今、マロンがはまっているのは<磁石&電気>です。

これまでの実験で銅線や豆電球、電池ボックス、ソケット、砂鉄などなどいろいろ集まったのですが、それらが入っているかごからその時、その時のお目当てのものを出しては楽しんでいます。



銅線をつなぎあわせたり、ソケットを緩めてみたり…。

磁石の同じ極同士をくっつけたり、磁力でクリップを持ち上げてみたり…。

見たことはできるだけ再現してみたいと思っているかのようにみえます。



ただ、実験はそこどまりで

<ああしてみたらどうだろう、こうしたらこうなるかな…>

というような発想やひらめきのようなものは見当たらないように思えます。



今日も楽しそうにやっているので

乾電池が一本の時、直列で二本の時、三本の時、並列つなぎ二本の時と見比べることにしました。

「目がくらんだ~」

という反応だけで、それ以上の興味は示しませんでした。



私なら不思議だと思うのだけれど、感じ方や目の付け所は若干違うのだろうかなとも思います。

【2007/02/17 21:49】 | その他
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今日はHS支援のSさんに来てもらいました。

約束の時間が丁度マロンが教育テレビを見終わる時間でしたし、

特に支援内容を決めてはいないので、その後の通常の生活=教科学習 の様子を見てもらうのもよいかと思い、そのまま流れに任せておきました。



今日のマロンの学習の予定は<算数>、<理科>、<右脳ワーク>。

いつもと違う環境だし、マロンの好きな理科から始めるのがよいだろうと教材を用意しました。

隣にはSさんも座ってくれて、マロンが解くのを見てました。

単元はマロンの大好きな<磁石>。

すでに実験も終わっている箇所ですが、マロンはうろ覚えな様子です。

教材の指示通り、シールを貼りながら進めると

「水を入れたコップの中に入っているクリップ」を磁石はひきつけるかどうかの設問がありました。

Sさんとマロンの様子を見ていて、実際にやってみようと思い立ち、

水を入れたコップに磁石やクリップを入れて渡しました。



そこからはすっかり実験モードに入り、

ふたつの磁石の間にクリップを入れて持ち上げたり、磁石と持ち上がっているクリップの間をさえぎってみたり…。

そんな時間を通じて、マロンもSさんに少しずつですが打ち解けてきたようでした。

私もSさんにお任せして、側で二人の会話を楽しみながら次の教材となるコイルを作っていました。



あっという間にお願いしていた時間も終了し、

「Sさんは午後からも、学校に行けない子の応援に行くからね。」

とマロンにさよならを促すと

「そういう人だったんだ!」

と初めてSさんがどんな人か認識した様子でした。



Sさんが帰られて、ずっとハイテンションだったマロンの精神状態が少しずつ戻り始め(この間、少々手がかかります)、普通の会話にも噛み付かなくなり、落ち着いたかなと感じ始めたのですが、支援してもらっている時間に琴線に触れる何かがあったのか、これまでのマロンにはなかったことがおきました。



マロンはいいにくいことは、思い出すだけでも精神状態が悪くなり、

非常に曖昧にしか伝えられないとか、そんなこと言っちゃいけないという彼の中のタガが彼にものを言わせないような感じもありました。

ところが今日はこれまでは明確には話さなかったホームスクールに関する一連のマロンの本音を、これ以上ないほどの明確な言葉で聞くことができました。

とにかく

「ホームスクールはがんばれるし、がんばらなきゃいけないんだ。」

ということだそうだし、幸運にもHSの支援者も見つかったし、

私も気を引き締めてがんばろうかと思います。

【2007/02/14 22:56】 | その他
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あらかじめ思ってはいけないのかもしれないけれど、

それにしても絶対に躓くと思って向かわせたの2けた×2けたの掛け算でした。

今日で三度目。

嫌な記憶や苦手意識を持たせたくないので、最短距離でひとつひとつのステップを通過させたい気持ちがこちらにはあります。



初回、問題を見た時は楽勝と思ってたらしいマロンですが、いざ問題に向かうと

「上級だぁ~!」

と混乱してしまい、その日はそれ以降2けた×1けたの筆算もできなくなってしまいました。



彼の弱みのひとつは数の合成、分解の一部分にあると私は感じています。

それは、そうしたことができないのではなく、

主に10のまとまりが便利だと感じられないことにあると思っています。

26×29= を例にすれば26×9+26×20= の計算を縦に書けば

上記の筆算になるわけですが、理屈で29=9+20とわかっていても

そうする便利さがしっかりとはこれまで感じられなかったいうのがひとつ。

(簡単な計算や文章題などは、補助的な計算や式をすっ飛ばして答えが出てしまっていました。だから補助的な計算や式を立てさせようとするとわからなかったり、混乱したりしてしまっていました。)



もうひとつはこれまで見かけない縦長の筆算を見て、

順次どうすればよいのか(継時処理としての見通し)がわかりにくく、

全体としては沢山の数字が何段にもなって、注視すべきところ、意識からはずすべきところがあるにもかかわらず、その見えない処理がうまくいかないことにあると

思われました。



ですからマロンの場合は単に説明するとか、図示するとか、筆算を分解して見せるだけではうまくいきませんでした。(これが二回目)



マロンは生身の相手が問題を出す(ふうに見える)よりも、PCが機械的に出題する方が間違えた時にたじろぎません。

そして、理解してからできるようになるというのが確かに一般的なルートのですが、

マロンは取りあえずできてしまってから理解するという通過の仕方もあります。



今回は後者の方法をとるべくPC(ランドセル3年生)教材を使って、

計算の済んだところを順次PC画面を私が指で隠しながら進めました。

最後の足し算のところは、もともとの計算の部分を全部覆ってしまうと

掛け算→足し算の切り替えにも何の混乱もありませんでした。



ただ、

「そんなこと(隠すの)しちゃ、ダメなんだよ。」

という言葉もあったので

「これはずるしているわけじゃなく、正しく、早く解ける工夫だよ。もし周りの人が認めてくれなかったら、どうにかして認めてもらおう。」

というとそれからは自分で指で計算が済んだところを隠しながら、10問を解きました。

ようやくマロンも<これなら大丈夫かも>という気持ちを持ち始めたようです。



算数障害がいずれ出現するだろうといわれてもいるマロンですが、

取りあえずは小さなステップをクリアというところです。

【2007/02/13 22:54】 | その他
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